「中学でそんなに辛い思いしてたの?」


「星は…」



そりゃ言葉も失うよね。



「でも高校には、美穂もいるし何とか頑張っていこうって思った。


けど秋が先輩タチといろいろあった時、怖かった。やっぱりいじめは、あるんだって。



避けて通れないんだって。
それでも私は、神楽や啓や春に秋と美穂がいる。そう思った。けど甘かった。」




「どういうこと?」



そう考えが甘かった。中学の頃のことを忘れてたんだ。



「幸せなことがあるとね必ず不幸が訪れるようになってんの。



それが絶対なの。私は、幸せがあったから不幸が襲ってきた。


それを忘れたんだ…」



「そんなこと…」



「美穂。あるんだよ。経験してる人にしかわからないの。



簡単に高校であったことを言うといじめ。
中学の頃のことを今話したでしょ?



友達ちゃんと守りたかった。中学の頃のことがあったからみんなに言わなかった。



脅されてんだ。美穂と秋になにするかわからないって。



神楽たちに近ずいたらダメって言われた。



それで暴力とかやられて。



神楽があの日閉じ込められてるのを見つけてくれた
で今に至る。 これが全てだよ。」






中学のいじめそして高校でみんなを避けていた理由。脅されていたこと。


全部包み隠さす話した。


秋や美穂は、泣いてしまい。私まで苦しかった。


「星!ごめんね。何も出来なくて。」


「ごめん。」


みんながいっせいにあやまりだして…



「違う悪いのは、美穂や秋でも春でも啓でもないよ。悪くないのに謝らないで」


悪いのは、あの人たち。私は、そう言ってみんなと泣いた。