朝起きる。


目覚めがいい。



兄は、もう仕事に。出張は、1週間。



その間兄とは、一緒に暮らす。



今日は、神楽が迎えに来てくれる。


これからは、一緒に登校しようと言ってきた。



そして神楽と合流したら手を繋ぐ



「なぁ星。大丈夫か?まじで心配なんだけど」


「ありがとう。大丈夫だよ。ごめんね。汚いとこ見せちゃった。」



「いいんだよ。それよりお兄さんめっちゃいい人だしイケメンだし妬くわー」


妬く?!


「なんでよ笑。あのさ妬かないでよ」



そう言いながら笑う。


何もかも剥いでやっと肩が軽くなった。


それは、神楽が一緒に背負ってくれたから。



感謝してもしきれないよ。


今は、もう12月もうすぐクリスマスだ。



「星ー!おはよう!」


「美穂おはよう。秋もおはよう。ふたりとも酷いこととか言ってごめん!」


「いいんだよ!私達も星が笑ってればそれでいいからね!」

「ありがとう」



そうして話してるとふたりとも黙り込む。


ん?青ざめてる?



「秋どうしたの?」


「星。春に何あげたらいい?」


あぁクリスマスか。



「星はー?」



んんー。どうしようかな。



とりあえず聞いてみよう。




「何話してんのーー?」


お!啓だ。と春も。



そして神楽は、私をどかして椅子に座り私を膝に座らせた。



いつもの事だけどなれない。



「なんでこの状態なの?離れてよ」


はぁ。もう嫌だ。顔が暑い。


「いいじゃん。で何話してたんだ?」


「神楽は、クリスマス何欲しい?」



「「ちょっと何ばらしてんの!サプライズしたかったのに!」」



え?!サプライズ?


「あ。そうなの。ごめんね。」



「俺は、なんでもいいよ。」


なんでもいいが1番困るんだよねー。



「なら。お前と夜2人で過ごせればいい。」



なっ、//////耳元で変なこと…//////



「変なこと言わないで」


小声で話す。


「いいよな?もういろいろしってる仲だし。」



「やめてよ」


「あんたらイチャイチャしないでよね。てかクリスマスの次の日みんなで集まろうよ!」




楽しそう!



「「賛成!」」



女子陣が賛成すると男子陣もOKしてくれた。