「すみません。貧血になってしまい、彼に助けて頂きました。」



「・・・そうか。大丈夫か?」



「はい。」



先生がこんな心配をするのも無理はない。



私は、重い病気を抱えているのだから。



余命は、あと1年。



それまで楽しく生きるんだ。