「桜ってさ、すぐに散っちゃうけど必死に生きてるんだよな。そう言うところが好きなんだな。」



え・・・。



私の桜が好きな理由と同じじゃん。



「これ、彼女が言ってたことなんだ。聞いてたら、更に好きになった。」



桜を見上げている男子生徒のピアスがまた輝いた。



「・・・あっ!!」