1年の頃の記憶がなくて、先生に個別で教えてもらっているんだ。 でも、このテストが悪かったら私もスマホ禁止だから頑張らなくちゃ。 「あ~。勉強ヤバイ!瑛大。教えて~。」 梓がそう言った。 「え、北原君勉強できるの?」 「おい、なめてんのか?この俺を。」 「いや~。見た目が少々チャラそうで・・・。」 「あぁ?」 「ひぃぃ。すんませんでしたぁ。」