__10分後
「え、これって俗に言うサラシ?」
私の目の前には黒い丈の長いコートみたいな服…これを、特攻服というらしい。
それとは真反対な真っ白な包帯みたいな…これを、サラシというらしい。
「そうだよ。これ着て集会にでるの」
それにしてもこの特攻服っていうの?は、デザインがめっちゃカッコいい
いろんな花の刺繍が入ってる。
それに加えて王華と、でかく荒々しくカッコよく書かれてあった
「カッコいい…」
「ふっ…でしょー?気に入った??」
なぜか新が得意げな顔をして聞いてきた。
「ま…まぁ。」
この特攻服というのはカッコいい
だが!私には1つ異論がある!!
「サラシを私に巻けと!?」
あれだよね!?サラシを巻くってことは特攻服の前、空いちゃってるよね!?
そんなの…恥ずかしいんじゃない!?
「大丈夫!だって、笑凛ちゃんの胸ってあんまり押さえつけなくてもいいでしょ?」
こ、い、つ、!!
遠回しに…いや直球に胸ないって言いたいのか!?

