「はい、確保。さぁ行くよ総長」 意地悪な笑みを浮かべて私を担いだ男 「はっ!?いやー!!担がないでっ!?」 初めて人に担がれたんだけど!? いや担がれた人なんて、そうそういないか。 「大人しくしててね〜」 全く聞く耳持たない男はそのまま倉庫のドアをついに開けてしまった。 「下ろして!…おいバカ!!聞いてんの!?」 「あぁ!?…今、新さんにバカっつたか?」 …私の方がバカだった ここが不良の巣窟ってことを忘れ、大声でバカなんて言ったのが間違いだった。