「だーめっ!笑凛が総長やるって言うまで離れてあげな〜い」












と、ヘラヘラ笑う勇人に若干のイライラを抱きながらも、心は正直者で胸がドキドキしていた。






無理だぁー!慣れてないよ!!しかも暴走族の総長はでーきーなーいー!!













今絶対私顔が真っ赤だよ





「うっ…いや私に総長出来るわけないし!しかも、暴走族のこと何にも知らない」












「ふっ…顔真っ赤だよー?かっわい〜」






さっきからずっとこの調子だ
















本当にやめてほしいったらない!






あぁー!元の席に戻ってほしい!!
















もう心臓が持ちそうにないっ!





「…っ〜!……人の話を聞けっ!!」