「まずは、見た目からかな? よし、今日は仕事終わりに服選んでよ、篠山君!!」 「はあああ?お前何言って…」 「返事はハイしか受け付けません。 じゃあ、仕事終わったら会社のロビーで」 といって私は彼に手を振りながら先に会社に向かった。 残された彼がどんな思いを抱えているなんて知る由もなく…