目を覚まして愛菜は驚いた 時計はお昼くらいを指していた。 「あら?恭也さん、行ったのね…」 着替えて、朝食兼昼食を食べつつ 恭也にメールした。 「あ!そう言えば… 今日は飲み会って言ってたわ! 夕飯、私一人か…」 少し寂しそうにする愛菜。 ベランダの窓には朝早く起きて干して行ってくれたであろう洗濯物がゆらゆらと動いていた。