夏の暑さは厳しくも、そよ風があり
気持ちよかった。

「お客さんたち、今日は風があってよかったね
車の冷房よりも窓開けた方が気持ちいや」

旅館に向かって行く時に上った道を下って行く。
太陽と潮風と愛菜とはるちゃんの笑い声が
ひまわり畑に向かう車内に響いてた。

二人はどこに向かっているのかわからず
予想をしていた。