虐待と復讐


『ようやく、救われた・・』


私たちは悲しみを感じるより先に、そんなことを思っていた。


私達にとって、パパの暴力から解放されることがなによりも嬉しかったのだ。


そして、怪しまれないように口裏をあわせて、パパの死は、不幸な事故死ということにした。


それが一番いいと思ったのだ。


私たち、家族にとって。