「綺麗だろ」
「どうしっ……」
「美緒がずっと、俯いてるから」
「……っ!」
「パパ、美緒が悲しそうな顔していると、心配するんだ。さっき、車に乗っている時も、涙拭っていただろ?」
気づいてたんだ……
「晴斗くんが、心配だし、辛いんだよね……?」
「……!」
なんでパパにも分かっちゃうんだろ……おかしいな……
「分かるよ。結構病人になったもんな……でもな、美緒。美緒がそんな顔しちゃうと、晴斗くんもますます不安になっちゃうんだよ?」
「不……安……?」
「そう。手術するのって、すごく不安なんだよ。だから晴斗くんも、すごく震えているはず。それなのに、大好きな美緒がそんな顔してると、ますます不安が重なる。だから、笑わなきゃ。笑って、晴斗くんを安心させよ」
「分かってる……分かってるんだよ……?でも……晴斗の色白い体や顔見てたら、辛くて……辛くて仕方ないの……あたしに触れる手は震えていて……あたしを包み込む体も、震えていて……声だって……小さくて……笑ってるけど、無理して笑ってるみたいで……すぐ息切れして……だから……すごく怖いの……不安なの……晴斗が死んじゃうんじゃないかって……」
「そっか……」
ーーギュッ
「……っ!」
パパはあたしを、抱きしめた。
「どうしっ……」
「美緒がずっと、俯いてるから」
「……っ!」
「パパ、美緒が悲しそうな顔していると、心配するんだ。さっき、車に乗っている時も、涙拭っていただろ?」
気づいてたんだ……
「晴斗くんが、心配だし、辛いんだよね……?」
「……!」
なんでパパにも分かっちゃうんだろ……おかしいな……
「分かるよ。結構病人になったもんな……でもな、美緒。美緒がそんな顔しちゃうと、晴斗くんもますます不安になっちゃうんだよ?」
「不……安……?」
「そう。手術するのって、すごく不安なんだよ。だから晴斗くんも、すごく震えているはず。それなのに、大好きな美緒がそんな顔してると、ますます不安が重なる。だから、笑わなきゃ。笑って、晴斗くんを安心させよ」
「分かってる……分かってるんだよ……?でも……晴斗の色白い体や顔見てたら、辛くて……辛くて仕方ないの……あたしに触れる手は震えていて……あたしを包み込む体も、震えていて……声だって……小さくて……笑ってるけど、無理して笑ってるみたいで……すぐ息切れして……だから……すごく怖いの……不安なの……晴斗が死んじゃうんじゃないかって……」
「そっか……」
ーーギュッ
「……っ!」
パパはあたしを、抱きしめた。

