そう。 それは、とある昼休み。 私たちはいつも通り過ごしていただけだった。 ただ、それだけだったのに……。 ───二人と仲良くなってから半年が経とうとしていた。 今ではもう、二人のあだ名まで決めて呼び合っている。 私は一体どうしたんだろう。 人間の馴れ合いなんて、無駄な行為なのに。