後ろから驚かされた私は、思わず変な声を出してしまった。 「よっしゃ、ドッキリ大成功〜!」 ガッツポーズをする河北。 あ、いつもの河北だ。 何気ない、普通なことなのに君のことを愛おしく想ってしまう。 それは君が、好きだから。 でも、私の好きな人は一人じゃない。