それでも、君のことが










そう言って間もなく部屋を出た。





……わたし、最低だ。




同じクラスの子が呼びに来てくれたことに感謝してる。




私は、頭がよかった。




だから、気づいてしまった。




これが、恋の始まりだということに。




ほんと、最低だよね。




だから、この恋は──────




─心の奥に、閉じ込めておくの。




誰にも気づかれないよう、心にそっと蓋を閉めて自分の部屋へと向かった。