部活…辞めたい。~天国から地獄に叩きつけられた日~

ノックをしている時だって




男子の先輩が打つから、早くて遠い





返すのだけで精一杯






そして、私が打ったシャトルがノッカーの先輩に当たった




「すみません!!!」




息を切らしながら全力で叫んだのに…





「謝らんでいいからもっと色んな所に打て!!同じところばっかりやぞ!!!」




………。


『はい』と大声で言う力もなく、小声で言った





毎日ノックが嫌だった





確かに先輩の言う通りではある



上手くなるために…私のために言ってくれたんだ…





分かってる…



分かってるけど………っ!!








私は毎晩中学の友達に電話をしながら泣いた