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今日は楽しむと宣言した通り、真由はゲームの最中ずっと楽しそうだった。


まるでずっと付き合っているカップルのように、川田君とも息が合っている。


あたしはその様子をみて、隣に座る隼人へ視線をむけた。


隼人は見た目通り運動神経がよくないようで、さっきからガーターを連発している。


「ねぇ、ここにいて楽しい?」


オレンジジュースをひと口飲んで、そんな事を聞いてしまった。


隼人が驚いた顔をこちらへ向け、それから口元を緩めた。


「もちろん」


大きく頷く隼人にあたしまで驚いてしまった。