僕達は何も知らない

ガラガラガラっとドアが空いた。

「おおぉ!!」

クラス中に暮らす全員の声が響く。

少し気になって顔をあげると。

「栗栖 葵 (くりす あおい)です!五歳までは日本に住んでました。金髪は地毛だから気にしないでね」

そこには、俺が忘れたことのない、、、

彼女が立っていたのだ。

「はる?」

「、、、、あおい?」

「はる?はるなの?」

「なんだよはるお前知り合いって!なんでおまえないてんだ?」

「えっ?何言ってんだよ、泣いてなんか」

嘘だ、嘘だ、だって、、、。

葵は、、

葵は、、俺の好きだった葵は、、、

死んだんだ、、、。

そう十年前に、、、。