弟子にしてくれないと泣くかしら!

「…アンネを止めるためにもしくは殺害するために力がほしいとー、今は散り散りになっているヌル級の魔法使いの居場所を探しあて、弟子にしてくれと言ったのはルイだけでしたからねぇー」


さすがルイ、と思ったがニーアがいった言葉には聞き捨てならない言葉があった。


「アンネを止めるため、殺害するため、とはどういうことかしら?ルイはアンネを国民としてではなく、もっと違う意味で知っていると解釈していいのかしら?」


アンネを国民としてただしっているだけなら、止めるなんて思わないはず。むしろ殺害なんてかなり殺意を抱かなければ思わない。


「ルイはかつてアンネの婚約者、王家と家が無理矢理結んだもだったのですよぉ。でもルイはアンネが好きになれなかったのです。それを怒ったアンネがとった行動はルイが当時一番大切にしていた妹を殺害したのですよぉ…それから殺意を覚えたルイは逃げ出し、魔法をドライ級からアインス級まで修行し階級をあげたのです」


聞いていて気分が悪くなっていくような話だった。


まさかアンネがそこまで馬鹿だったとは。

いや馬鹿ですむ話ではないかしら。