『なん……で。なんでてめぇが、ここにいんだよ!!?』

そう叫んで はた、と思い出す。

そういや、外にまだ永富とお姫様がいたんだった。

いや、でも多分 永富がお姫様を連れて行ってくれただろう。

あいつは多分、あの中で1番頭がキレるから。

そして何よりも、あいつは他人に干渉するのも されるのも 嫌うだろうから。

だから、大丈夫。私は目の前の男に意識を集中させれば良い。

『なんで、お前がここに居る、














__________親父。』