意地悪な綾斗なんか知らない!!



うん、結局本当に私はむくれている。


綾斗の言う通りだった。



「はいはい、拗ねんなって」


「べ、別に……」



綾斗は私をあやそうとしてきた。


子供のように。



私は子供じゃないってばー!!!



「それより、ペンギン見なくてよかったのか?」



ペンギン?


すっかり忘れてたぁぁぁぁぁ!!!!