「俺は、椎名が好きだから一緒にいるんだ。


約束は関係ないんだよ。


椎名の、側にこれからも居たい」



うん、知ってた。

貴方はそう言う人だった。


私は手を伸ばした。


目の前にいる彼に手を伸ばし、彼に触れた。



透は、私を抱き寄せキスをした。



クリスマスイブにしたキスは、忘れられないモノになった。