「風が強いねって、私、言ったよね‼



どうして、あんな高いとこ。



リボンの方が大切なんて、あるわけないでしょ!



私が大切なのは、、




歩夢なんだよ。


なのに、バカだよ。


歩夢のバカ!!」



神様ーーーー




私は気づいてしまった。





歩夢が、死んで気づいてしまった。






私はーーー






歩夢が好きだと。。




「だから、これはいらない。



歩夢が、持ってて」




私はリボンを返した。


「私の落とし物、歩夢が、持ってて」



無くさないでよ、と付け加えて。