中島くん、わざとでしょ







6限目が終わると、今後の活動について話し合うということで臨時に招集がかかった。

帰り際中島くんに一緒に来ないか声をかけたけど、用事があるからと断られた。




「どうせ友だちと遊ぶんでしょ」

「そうじゃないって言ったら?」

「そうじゃないって?」

「例えば……、女と会うとか」

「へえ、そうなんだ。 楽しんでね」



今日の今日でいきなり集まりに来なさい、なんて強要するつもりはない。

まだ私が誘った段階だから、正式に役員になったというわけでもないし。




「冗談だって。嘘だから。 女じゃねぇーから」

「どっちでもいいよ。 でも来週からは参加してもらうことになると思うし、放課後はなるべく空けといてほしい 」

「もうちょい興味示せよ」

「なんて?」

「……もういい。早く行け」



盛大なため息。

なにその態度。って思ったけど、スマホを見ると集合時刻まで5分を切っていたから何も言わず教室をあとにした。