「ちゃんと、学校に行くんだよ?」


そう言って、医者は部屋を出て行く。


そっか。


あたし、高校生なんだ。


今は、5月か。


明日から学校に行くのか。


めんどくさ。


あたしは起きたばかりなのに、またベットに突っ伏して寝てしまった。