「……………追いかける?」


 聞いてみると、爆笑していた堀内くんの笑いがやっと落ち着いた。


「あーーーやべぇ。マジで美羽オモロイ。追いかけなくてイイじゃん。俺ちゃんと向き合ったよ。で、麗美を好きになる所か、美羽にますます惚れちゃったんだけど」



 え…………

 まさかそう返されるとは思ってなくて、顔が真っ赤になる。


「もっかい言う。俺、美羽が好きなんだけど。大好きなんだけど。付き合う意味を口だけで終わらせるつもりないから。だから俺の彼女になってくれる??」


 告白だ…………
 嬉しくて迷わず頷く。


「私も堀内くんが好き。大好き!!」