インターホンって隣の部屋にも響くかな。
 …………いや、もう既に俺の周りにウルサイのが二人いるから関係ねぇか。


 インターホンを鳴らし、部屋が開くのを待つ。



「………ハイ」


 中からは昨日とは違う部屋着を着た橋本が。
 昨日はピンクだったけど、今日は青。


 『入って』と、小声で言われ、『えーー無理だって!女子の部屋って普通に襲うって!無理だって!!」とウルサイ石田と、体を震わせながら耐える松本の背中を押し、部屋へと入れる。



 襲うったって、中には橋本と…………永倉がいた。


 石田は永倉を見るなり土下座して『1発ヤらしてください!!』と、フザけた事を言い出してしまっている為、永倉を俺たちの部屋へと移動させる事にした。