もう話したくなくてその場から離れようと顔を反らすも、『点呼終わったら連絡するから』と、今日の夜に参加する意志を俺に伝えてきた。
「来なくてイイから。むしろ邪魔」
「は!? 邪魔って何『じゃあ、せいぜい愛しの陸くんを頑張って庇えよ』
……………許せない。
俺の心も、橋本の心も弄ぶサナが許せない。
平気でヨリを戻す陸も許せない。
……………もう話し合いもバカバカしく思えてくる。
こんな仕打ちされて、もう橋本を横から掻っ攫ってイイんじゃないのかとさえ思えてくる。
コイツ等に何を言っても通じないような気がして、サナに期待してた分ショックが半端ない。
“環境が変われば目移りする事だってある”
ふと、先生がスキーの時に言ってくれた事が頭を過ぎった。
この状況は環境が変わればとか、そんなんじゃない。



