”え、まじ??”
――――とドン引きしている石田達に、呆れて言葉が出ない。
俺だけならまだしも、お前ら橋本を巻き込んでるからな。
このアホ3人の代わりに、橋本が唇を噛み締めて悔しそうにしていた。…………なんつー顔してんだよ、まったく。
橋本の頭をゆっくりポンポンと撫でる。
「…………堀内くん、ごめん」
…………橋本は悪くない。
だから、いつまでもそんな顔するな。
笑ってほしくて、橋本にニッと笑顔を見せる。
そしてすぐに石田達に呆れた目を向ける。
「石田、松本、サナ。お前ら今夜覚えてろよ。陸もろ共、説教してやっから」