私にだけ、と、自惚れていた自分が恥ずかしくて、苦しくて苦しくて仕方なかった。
この感情が何なのか考えなくても分かった。
私、サナに嫉妬してる…………
幸いにも陸くんから腕を引かれ、堀内くん達を通り過ぎた為自然とその場から逃れられた。
…………心臓が壊れるかと思った。
この状況を作り出したのは自分なのに、今自由に堀内くんと話しているサナが羨ましくて羨ましくて仕方なかった。
…………サナが堀内くんを好きになったらどうしよう。
”助ける“なんて言われたら好きにならないハズがないよ………
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