俺が寝ている事を確認したらすぐに去っていくだろうと思っていたのに、 顔におもいっきり何かを投げられ、怒りで目を覚ました。 サナが顔を真っ赤にして俺を睨みつけていた。 どうやら隣のベッドの枕を取って俺に向かって投げたらしい。 「病人に枕投げるとか、お前どういう神経してんの。頭おかしいんじゃね??」 「アンタのせいでしょ!!!アンタが余計な事するから陸と連絡取れないのよ!!!」 「あの手紙渡してまだ2日だろ。2日連絡ないだけでギャンギャン言ってんじゃねぇよ」