「初めまして、俺が佐伯真です。で、こっちの二人が石井純也、坂本俊明」



先輩の友達二人を見て思ったこと


ーーーー類は友を呼ぶ




二人とも背が高くかっこいい。



楓と栞里は…

やっぱり目を輝かせていた。



「さっそく決めよう。みんなの行きたいところ書き出して」



そんなこんなで話し合ったり、お互いの自己紹介をあいだに交えたりして四時間もファミレスに入り浸った。

グループラインをつくり、今日はお開き。



「あとはラインで決めよう。当日みんな寝坊しないでね。ヒナちゃんもだよ」



先輩は冗談を交えて微笑んだ。

先輩はやっぱりすごいな。



先輩のおかげでサクサクと日程が決められた。
当日も、先輩がいれば何も問題はないだろう。



「じゃあまた、当日に」