声と足音は次第に遠くなり、それでもここは学校だと再認識させられたように私たちの声は小さくなった。
「……あの、先生……」
「ん?」
「もう一度教えてください。私のことどう思ってますか?」
私は大人じゃないから、はっきりと言ってくれなきゃ分からない。
「宮村、好きだ」
きっと先生との恋は、これからも試練がたくさんある。
幸せな気持ちの他に、痛みを感じることもあるかもしれない。
それでも、痛いのは、先生が好きだから。
苦しさを覚えたのは、先生を好きになれたから。
私、先生を好きになって本当によかった。
【END】



