「「あー………。」」


予想してた反応とは違った反応が返ってきた。


「何、その意味深な「あー」は。」


「うん、まー……ヘタな事言うと俺らが危ねぇんだよな。」


「もうすぐ分かる事だから我慢してねぇ〜。
中途半端になったらあの人にコロサレル……。」


その怯え方は尋常じゃない。

この二人がこれ程までに怯える人物…。


「「まさかッ!!」」


会場に居る筈のあの人を探した。


朱羽sideEND