結菜side


え?


結婚?


けっこん?


ケッコン?


はぁーーーー!


『はぁーーーーーー!』


あ、やば!叫んじゃった


玲「・・・」




玲「反応が面白いな」


あ、からかわれた!まさか結婚なんて嘘じゃ


玲「結婚は嘘じゃねーよ」


『へっ?』


ま、まじ?


てか、心の声なんで?


玲「喋ってた」



まじか!


てか、恋愛だってろくにしてないのに


しかも、初恋なんて小2だよ?


そっから破滅的に好きな人なんてできなかったのに


結婚!?!?!?


無理でしょ!


『無理でしょ!』


あ、また言っちゃった


玲「お前に拒否権ねーから」


いや、あるわ!中学校の時ならったもんねー!


てか、この人冷酷な人で冷凍庫みたいにカッチーナじゃなかったの?


結構喋りやすいな


玲「これは決定事項だ」


いや、まて話が進んでいる


『待ってください!結婚なんてできません』


できないよ!馬鹿やろ!


玲「いや、お前の両親からも承諾を得ている」


両親fuc〇!両親を絞めたいよ!


くぅ〜海外にいるんだったー


『でっでも』


玲「てことで、よろしく・・・嫁」


『な、なんで?私?理由は?』


そーだよこんなブスなのにおかしい!


目腐ってんのかな?相当だよね?この人


眼科連れていかないと、どこの病院がいいんだろ?中央?大学病


玲「殺すぞ?」


『え?』


心の声すら遮られた


玲「声出てる」


『ま、まじ?』


玲「あぁ」


ひゃー


玲「腐ってねーよ、俺の目」


『え、じゃー・・・』


玲「お前がいいから結婚するんだ」


てゆーことは


『好き・・・なの?』


すると社長は顔をすこーーーーーし赤くして


玲「あぁ」


キャーリーまじ?


えーどーすんのよー


結婚ねー


でも、まぁ財閥もでかくなるしメリットしかないか


結婚も、悪くないかも


好きな人ってゆーのもいないし別にいいか


玲「お前は俺が好きではないな?」


え、


『あ、はい』


玲「お前は仕事のために、結婚すると思っていると思うが、俺は仕事もそうだけど必ず惚れさせる・・・お前に好きと言わせる、覚悟しとけ」


『は、はぁ』


覚悟ねー


普通女子がこんなイケメンにこんな事言われたら


はい!///


とか何とか顔を赤らめると思うんだけどね


ブスに限ってコレがまた無いんだよ


玲「フッそー言っていられるのも今のうちだ」


あ、また心の声読まれた