たとえばきみとキスするとか。






そのあとしいちゃんはすぐに電話をかけてくれて、ネックレスを見なければ分からないけど、チェーンが切れただけなら遅くても一週間ぐらいで修理は終わるとのこと。

完全に諦めてたから、心の底から安心した。



「莉子ちゃんが手伝ってくれて助かるわ」

そして学校が終わり蓮の家へと帰ったあと、今日の晩ごはんはカレーにすると雪子おばさんから聞いて私はサラダに使うレタスを洗っている。


「いえ。私が手伝えることなんて限られてるので」

包丁も得意じゃないし、料理も苦手。結局私はお皿や野菜を洗うことぐらいしか役に立たない。


「なに作ってんの?」

「ひぃ……っ」

突然、蓮の顔が横から出てきて思わずレタスを落としそうになってしまった。


「こら、蓮。莉子ちゃんが包丁でも使ってたらどうするの?」

怒られてる蓮を見るのって、かなり新鮮かも。