こうしている間も、結界の中では激しい攻防が続いている。
塔子さんはよく戦っているけれど、どうしてもお腹をかばうから防戦一方だ。
ジリジリと追いつめられているし、隙をついて食らわす拳の一撃も、いつもより威力がない。
セバスチャンさんの蔦の攻撃も、鬼の動きを鈍らせる程度で、たいして効いていないみたいだし。
早くしないと手遅れになるよ!
「典雅よ。お主とて本当は結界を解除して塔子を救いたいのであろう?」
マロさんは両目に涙を浮かべて、自分の妻が恐ろしい敵と戦う姿を見ている。
でも結界を解除して、門川全体を危険にさらすことをためらっているんだ。
マロさんは、『自分たちさえ無事なら他人はどうでもいい』なんて考えの持ち主じゃないもの。
上層部は、そういうのばっかりだけど。
「案ずるな。我らも共に戦う。永久が戻ってくるまでなんとしても鬼たちをここに留めてみせる」
「そうだよマロさん! あたしも戦うから!」
「ボクも戦います!」
「典雅様、お願いですわ! どうか早く結界を解いて!」
塔子さんはよく戦っているけれど、どうしてもお腹をかばうから防戦一方だ。
ジリジリと追いつめられているし、隙をついて食らわす拳の一撃も、いつもより威力がない。
セバスチャンさんの蔦の攻撃も、鬼の動きを鈍らせる程度で、たいして効いていないみたいだし。
早くしないと手遅れになるよ!
「典雅よ。お主とて本当は結界を解除して塔子を救いたいのであろう?」
マロさんは両目に涙を浮かべて、自分の妻が恐ろしい敵と戦う姿を見ている。
でも結界を解除して、門川全体を危険にさらすことをためらっているんだ。
マロさんは、『自分たちさえ無事なら他人はどうでもいい』なんて考えの持ち主じゃないもの。
上層部は、そういうのばっかりだけど。
「案ずるな。我らも共に戦う。永久が戻ってくるまでなんとしても鬼たちをここに留めてみせる」
「そうだよマロさん! あたしも戦うから!」
「ボクも戦います!」
「典雅様、お願いですわ! どうか早く結界を解いて!」


