・・・・・・朱羽? なんで朱羽? 花凛は戸惑いながらも、 朱羽にバトンを差し出した。 朱羽は、フッと微笑んで 「おつかれ」 と言って、 ものすごい速さで走って行った。 「・・・なんで、朱羽?」 花凛の疑問は解かれぬまま 朱羽は、3位の男子を抜き 2位と差を縮めて、マスダにバトンを渡した。 2位のクラスは バトンの受け渡しがうまくいかず、もたついた。 マスダは野球部。 1位の7組に迫っていた。