「確かに…… 好きなバンドも一緒だった……」 「しかも、 料理も美味い、カワイイ。 ・・・だから、特別になりたい。」 恭弥は 朱羽をチラッと見る。 「・・・ライバルが多いけどな。」 「俺も、負けねーよ?」 朱羽が フッと微笑んだ。 湿気を纏った風が、 3人の体に纏わりつく。 黙ったままだが、 それぞれの頭の中には 女たちが残していった 小さなトラブルが消えないでいる。 ・・・誰も、ここから動く事はしなかった。