2,15
中学最後のバレンタイン翌日
昨日はみんな入試だったし一日ズレちゃったけどいいよねっ!
女子のみんな喜んでくれるかなー?
ガラガラガラ
「おはよー」 「唯おはよっ!」
こうして毎日声をかけてくれる二人はイツメンの二人。
宮川 優香 (ミヤカワ ユカ)と相崎 薫 (アイザキ カオル)
そして私は古川 唯 (フルカワ ユイ)中学三年生で私は私立が第一希望だったから受験は終わって高校に向けての勉強中。
「おはよ!はい。二人ともバレンタインチョコだよっ!」
「えー美味しそう!」
やっぱり作ってきてよかった 笑
「へー今年はグラノーラ使ったんだ!」
やっぱり薫にはグラノーラだって分かるんだ!
薫はねthe女子って感じのお菓子作り得意で可愛くて足の早い女の子
唯の自慢の友達なんだっ!
そんなことを考えてると
「そーいえば、一ノ瀬にもあげるの?」
ドキッ
「あれ?顔真っ赤ってことはあげるの?」
「優香がそんなこといきなり言うから赤くなっただけ!」
「あげないよ。唯、樹人のこと好きじゃないもん。」
「へー。薫はあげてもいいと思うよ?だって樹人もイツメンなんだしほかの男子のメンツにはあげるんでしょ?」
「そりゃぁ、あげるよ!なかいいもん」
「いやいや。なんでそこで樹人にも渡さないのさって感じだわ」

