「…裕也なら、きっと大丈夫」 チクチク、刺さる。 「毎日きっと楽しいよ…」 痛い…痛いなぁ。 「そうだ、今度裕也も誘ってどっか行こうか。日向とか向日葵見たいって言ってたし」 「…うん、そうだね」 ちゃんと笑えてる…? 「あ、バス来た…逢、手」 浴衣の私を気遣ってか、手を貸して立たせてくれる。 ほんと…こういうとこ。 「遊ぶ予定出来たら、みんなに連絡しとくな」