お爺さんについて行くと、人が集まっている場所に着いた。


お爺「シェルターを作るからわしの後ろにいなさい。」

そう言うとお爺さんと数人が透明な膜を作った。

真凛奈「な、何これ!?」

お爺「真凛奈、シェルターまで忘れておるんか。簡単に説明すると、スコトスから守るバリアみたいなものじゃ。
この国にはソーラーと言われる力を持つものがおる。その力が唯一スコトスと対抗できる力じゃ。
真凛奈、お前にはその力は無いじゃろ。」


まぁ、無いけど……


真凛奈「どうして分かるの?」


お爺「髪と瞳の色じゃ。ソーラーの力を持つものは明るい色じゃが、無いものは黒なんじゃよ。」


確かに私の髪色は黒だし、瞳も黒。

シェルターの中にいる人たちもだ。