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朝ごはんも食べ終わりついにソーラー?の扱い方を教えてもらう時間になった。
王城の中の庭にいた。
アテン「最初はシェルターから。」
真凛奈「シェルター?」
確か、この世界に来てすぐ現れたスコトスに対しておじさんがやってた。
アテン「ソーラーの使い方の基本は、イメージ。……目の前に透明な壁を作るイメージをして……」
真凛奈「おぉー!!」
私たちの目の前に少し黄色がかった透明な膜が出来た。
アテン「まぁ、こんなもんか。
自分が動けばシェルターも動く。
あと外からの攻撃は通さないけど、中からの攻撃は通すから、シェルターの中からアーチャーは攻撃する。
剣士はほとんどシェルターは使わず、自分の周りにだけ作るシールドを使って戦う。」
真凛奈「シールドってシェルターのミニ版みたいな感じってこと?」
アテン「あぁ、そんな感じだ。じゃあ、やってみろ。」
えっと……イメージするんだよね。
さっきアテンがやったように……
だんだんと体の奥が熱くなってきて、少し赤みのかかった透明な膜が出来ていった。