?「無事か!?」


現れたのは、金髪の馬に乗った少年。

なんか武装してるけど。


お爺「騎士様、はい無事でございます。」


この少年、どこかで見た事あるような気がする。

どこで……?


?「……マ、リナ?」


真凛奈「え?なんで私の名前知ってるの?やっぱりどこかで会ったことあるの?ごめん、全然覚えてない。」


?「お前は誰だ!?」


少年はそう言うと私に剣を向けた。


……怖っ!?


真凛奈「だ、誰って、一之瀬 真凛奈!!」


?「……なんだその変な名前。」


真凛奈「名乗ったんだからこの剣直してよっ!!」


?「無理だ。お前は怪しい。」


真凛奈「はぁ!?」


この可愛い女の子のどこが怪しいんだよ!?


真凛奈「ていうか、私が名乗ったんだから、あんたも名乗りなさいよ!!」


?「うるさい、女だな。」


真凛奈「剣突きつけられて黙っていられるわけないでしょうが!!」


?「あぁもう、うるさい!!俺の名は、アテン=シャーレイだ!!」