「まぁいいか。明日からも来るからな。」


「やめて・・・。」


「ここはお前の場所じゃあない。皆の場所だ。」


正論を言われて、なにも反論が出来なくなった。


「お前、名前は?」


「言いたくない・・・。」


体が震えて、声も震えて、私は耐えられず気絶してしまった。


「ハッ?おい!お前!」


最後に聞こえたのは、その声だった。