そうこうしているうちに、再び陣痛に襲われる。 少し強くなった陣痛に身を屈めると、遠藤先生は背中をさすってくれたのだが…… これまた見当外れのところをさすり始めるのだ!! あのさ、遠藤先生、産婦人科医だよね? 産婦の背中、さすったことないの!? 思わず突き飛ばしそうになった。