「ごめん。 お前のこと後輩としても友達としても好きだ。 でも、恋愛の意味では好きじゃない。 チョコも受け取りたい、けど。 受け取ったらダメな気がする。 本当にごめん」 「わ、わかりました...」 その一言しか出てこなかった。 心配そうに見つめながら、 先輩は去っていった。