実らないはずの初恋を

友衛「!!!」




耳がさっきよりもピンと立ってる。




「可愛い!」




試しで起き上がってみようとすると、




すんなり起き上がれた。




友衛「大丈夫なの?」




と聞く友衛に、




「えいっ!」



と、抱きついた。




そしたら、固まってる。




私は気にせず耳を触る。




友衛「耳は、辞めろ」