え?




「どう、なって、るの?」




友衛「苺!大丈夫!?」




「た、ぶん、心臓が、ドクッっ、て煩い、けど」




友衛「大丈夫、今からすぐに神社に帰ろう」




と言って、変化を解いて耳と尻尾が現れる。




そして、




私を抱き上げて、狐火で宙を飛ぶ。





「す、ごいね」




友衛「ありがとう」




と言って、笑う友衛。




「私は、笑う、友衛が、大、好き。小、さい頃、から、ずっと」




友衛「最後みたいな事言わないでよ」




私の足を支える手の力が、強くなった気がする。